Geminiスマホアプリに「Extended」搭載開始、CanvaやOpenTable連携で何が変わる?

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2026年5月、Googleが提供するAIアシスタント「Gemini」のスマートフォンアプリに、新たな思考レベル「Extended」が段階的に展開され始めました。あわせて、デザインツールの「Canva」や飲食店予約サービスの「OpenTable」との直接連携も近く可能になると発表されました。

これまでGeminiは、質問に素早く答える「通常モード」と、深く考えて回答を生成する「Advanced」モードを提供してきました。今回追加される「Extended」は、その中間に位置するモードで、通常より少し時間をかけてより複雑な推論や整理を行い、回答の質を高めることが目的です。

例えば、「今週末に家族3人で行ける東京の美術館を、小学生向けの展示があるところで、ランチもできる場所を予算1万円以内で教えて」といった複数の条件を同時に考慮する質問に対して、「Extended」は一つひとつの条件を分解し、適切な候補を順序立てて提示できるようになります。これまでは「条件が多すぎて回答できません」と返されるケースもありましたが、Extendedモードではかなり改善されると期待されています。

また、同アプリ内から直接「Canva」での画像生成や編集が行える機能統合も予定されています。例えば、旅行の思い出写真をコラージュしてSNSに投稿したいとき、Geminiに「Canvaで正方形の写真4枚を並べて、タイトルを夏休み2026と入れて」と依頼すれば、自動的にデザインを作成してくれるようになります。Canvaを使ったことがない人でも、言葉で指示するだけで見栄えのいい画像が作れるのは大きなメリットです。

さらにレストラン予約サービス「OpenTable」と連携する点も、生活者にとっては嬉しいアップデートです。Geminiに「明日の19時、新宿で和食の個室が取れる店を探して」と話しかけるだけで、アプリ内から直接予約画面に飛べるようになります。電話やサイトをいちいち開かなくても、会話のように決められるのは、特にスマホ操作に慣れていない方でも使いやすいでしょう。

実際にスマホで試す際のコツとしては、質問や依頼は「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「いくらで」といった基本情報をできるだけ含めること。また、Extendedモードは標準で有効になるわけではなく、アプリの設定画面で「思考レベル」を選択できる項目から手動で切り替える必要があります。初期状態は通常モードなので、調べ物や企画をじっくり練りたいときはExtendedに変更してから質問してみてください。

一方で注意点もあります。Extendedモードは処理に少し時間がかかるため、天気確認や計算など即時性が求められる場面では通常モードの方が適しています。また、CanvaやOpenTable連携は順次対応となるため、すべてのユーザーがすぐに使えるわけではありません。アップデート情報はGoogle PlayやApp Storeの説明文で確認しましょう。

Geminiの進化は、スマホを「話し相手に頼むだけでいろいろやってくれる秘書」に変えつつあります。今回のExtendedモードと外部サービス連携は、特に「パソコンはあまり使わないけれど、スマホで生活をもっと便利にしたい」という方にとって、試す価値のあるアップデートです。すでにGeminiアプリを入れている方は、ぜひExtendedモードをオンにして、複雑なリクエストを投げかけてみてください。

参考・出典

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