【スマホユーザー向け】ピザの注文が電話やアプリだけでなく、ChatGPTを使ってできる時代になりました。アメリカのピザチェーン「リトル・シーザーズ」が、ChatGPTを活用した注文システムを導入したのです。スマホしか使わない人や、PC操作が苦手な方でも、普段使っているChatGPTアプリからピザを注文できるようになります。
リトル・シーザーズは、全米で展開する大手ピザチェーンで、手頃な価格と「ホット&レディ」という待たずに受け取れるシステムが特徴です。今回、同社はOpenAIのChatGPTと連携し、ユーザーがChatGPTの画面上で自然な会話をしながらピザを注文できるサービスを開始しました。
具体的には、ChatGPTの会話画面で「ピザが食べたい」「リトル・シーザーズで注文したい」と話しかけるか、文字で入力すると、AIがメニューを提案し、サイズやトッピング、受け取り方法(店舗受取かデリバリーか)を聞いてくれます。支払い情報や住所などは、事前にChatGPTに登録しておくか、その都度入力することでスムーズに注文が完了します。
このサービスの最大のメリットは、専用アプリをダウンロードしなくても、すでにスマホに入っているChatGPTアプリで完結する点です。また、音声入力にも対応しているので、運転中や料理中など手が離せないときでも、「ChatGPT、リトル・シーザーズでペパローニのラージサイズを注文して」と話すだけでOK。電話のように相手の都合を気にする必要もなく、24時間いつでも注文できます。
このようなAIを活用した注文システムは、今後他の飲食チェーンにも広がると期待されています。例えば、ドミノ・ピザはすでに音声注文やAIによる配達追跡を導入していますが、ChatGPTのような汎用AIチャットボットと連携するのは新しい流れです。ユーザーは複数のアプリを開く必要がなく、一つのAIアシスタントでさまざまなサービスを利用できる未来が近づいています。
生活での実用例としては、以下のようなシチュエーションが考えられます。
・家族で夕食を決めるときに、「ChatGPT、リトル・シーザーズで何がおすすめ?」と聞いて、メニューを提案してもらいながらそのまま注文。
・パーティーの準備で、大人数分のピザを一度に注文したいときも、会話形式で人数や好みを伝えれば最適な組み合わせを提案。
・スマホ操作が苦手な高齢の親にも、電話よりも簡単に注文できるようにしてあげられる。
ただし、現時点ではこのサービスはアメリカ本土が中心で、日本ではまだ利用できません。しかし、日本でも同様のサービスが登場する可能性は高いです。例えば、ピザーラやピザハットなどがChatGPTやLINEのAIと連携する日も近いかもしれません。その場合、スマホで今すぐ試せる便利活用として、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。
まず、ChatGPTアプリを最新バージョンにアップデートしておくこと。次に、支払い情報や配送先住所を安全に管理するため、ChatGPTの「マイデータ」設定で必要な情報をあらかじめ登録しておくと便利です。また、注文のやり取りは履歴として残るので、後で確認することもできます。
注意点としては、AIが正確に注文を処理するかどうかは、ユーザーの指示の明確さに依存します。例えば、「いつもの」といったあいまいな表現は避け、具体的なメニュー名やサイズを伝えることが大切です。また、個人情報の取り扱いには注意し、ChatGPTに送信する情報は必要最小限にしましょう。
リトル・シーザーズのこの取り組みは、AIが単なる情報提供ツールから、実際の購買行動をサポートする「行動エージェント」へと進化していることを示しています。スマホユーザーにとっては、アプリを増やさずに生活の様々な場面でAIを活用できるようになる、その第一歩と言えるでしょう。今後、コンビニやスーパー、さらには旅行予約やチケット購入など、あらゆるサービスがChatGPTやGeminiなどのAIを通じて利用できるようになると、生活はさらに便利になります。
まずは、お手持ちのスマホでChatGPTアプリを開き、音声入力で「今日の夕食のおすすめを教えて」と聞いてみてください。近い将来、そのまま注文まで完了できる日が来るかもしれません。AIを使った新しい買い物体験に、ぜひ備えておきましょう。

