2026年4月、Googleが新たに公開した音楽生成AIツール「ProducerAI」が話題を集めています。このツールは、テキストプロンプトを入力するだけで、日本語を含む多言語のボーカル曲を生成できる無料サービスです。従来の音楽生成AIは主にインストゥルメンタルや英語ボーカルが中心でしたが、ProducerAIは日本語の歌詞や発声に対応しており、日本のクリエイターにとって非常に有用です。
ProducerAIの最大の特徴は、Googleの大規模言語モデルと音声合成技術を組み合わせたアーキテクチャにあります。ユーザーが「春の陽気なポップス、日本語ボーカル、テンポ120BPM」といったプロンプトを入力すると、AIがメロディ、コード進行、歌詞を自動生成し、さらに自然な日本語の歌唱音声を合成します。生成された曲はWAVやMP3形式でダウンロード可能で、商用利用も許可されています(利用規約に従う必要があります)。
具体的な作成手順は以下の通りです。まず、ProducerAIのウェブサイト(producerai.google)にアクセスし、Googleアカウントでログインします。次に、「Create New Song」ボタンをクリックし、プロンプト入力画面で「明るいギターポップ、女性ボーカル、歌詞は桜と出会いをテーマに」と記述します。言語設定で「日本語」を選択し、「Generate」を押すと、約30秒で曲が完成します。生成後は、テンポやキーをスライダーで微調整したり、特定のパート(イントロ、Aメロなど)だけを再生成することも可能です。
実際に筆者が試したところ、プロンプトに「エレクトロニックダンス、男性ボーカル、歌詞は東京の夜景」と入力したところ、テクノ調のビートに乗せた日本語ボーカル曲が出力されました。歌詞の韻やアクセントはほぼ自然で、一部の単語の発音がやや不自然な箇所もありましたが、全体的な完成度は高いです。また、ProducerAIは学習データとしてJ-POPやアニソンも含まれていると公式ブログで発表されており、日本の音楽傾向に合わせた出力が期待できます。
無料でありながら、生成できる曲数に制限はなく、一回の生成で最大4分の曲を作成できます。さらに、プロジェクト保存機能を使って後から編集することも可能です。Googleアカウントさえあればすぐに始められるため、音楽制作の経験がない人でも直感的に操作できます。
注意点として、生成された曲の著作権はGoogleに帰属するのではなく、ユーザーに帰属しますが、Googleのサービス利用規約に基づき、Googleが生成データをサービス改善に使用する可能性があります。商用利用の際は、他者の著作権を侵害しないよう、プロンプトに既存の楽曲名やアーティスト名を含めないように注意しましょう。
このツールは、BGM作成、動画のサウンドトラック、個人の音楽制作のアイデア出しなど、幅広い用途に活用できます。特に、日本語ボーカル曲を手軽に生成できる点は、日本市場において大きな強みです。今後、GoogleがProducerAIをどのようにアップデートし、日本語対応をさらに強化するか注目です。
以上、Googleの「ProducerAI」を使った日本語ボーカル曲の作成方法を詳しく解説しました。無料で始められるので、音楽制作に興味がある方はぜひ試してみてください。
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